「投資に興味があるけど損はしたくない」
「リスクは低く、安全に資産を増やしたい」
「投資初心者は何から始めたらいいの?」
投資初心者やまだ投資を始めたばかりの人には、「株価指数」に価格が連動するインデックスファンドの投資信託をコツコツ積み立てることをおすすめします。
投資を必要以上におそれる必要はありません。
大切なお金だからこそ銀行の預金口座に預けっぱなしにせず、正しい知識を身につけて運用することが大切です。
この記事では、2022年11月から私が実際にやっているインデックス運用の内容を紹介します。
この記事が自分の大切なお金を安全、確実に増やしたいと思っている人のお役に立てれば幸いです。
投資の基本原則
初めに投資の基本原則について簡単に説明します。
投資に関する本を何冊も読んで学んだ内容です。
投資とは市場に居続けること
投資は、日々の株価の値動きに左右されて頻繁に売り買いすることなく、買った商品を持ち続けること、つまり「市場に居続けること」が大切です。
このため、将来ほぼ確実に値上がりが予想される優良なインデックスファンドをコツコツ積み立て、これを継続することがもっとも安全で確実な投資手法です。
短期間で大きな利益を上げることはできませんが、インデックスファンドが長期的に右肩上がりであることは歴史が証明する事実です。
負けない投資の三原則
投資で勝とうとする必要はありません。
投資で勝つコツは「負けないこと」です。
そして投資で負けないための三原則は次のとおりです。
- 長期
- 分散
- 低コスト
デイトレードのように短期的に株を売り買いして利益を上げるような投資手法に初心者が手を出すことはおすすめしません。
投資はシンプルが一番
投資はシンプルが一番です。
私は次の2つのインデックスファンドだけを淡々と積み立てることにしました。
いずれも「分散」「低コスト」の要件を満たす人気の優良インデックスファンドです。
この2つをコツコツ積み立てることこそ「長期」運用です。
これで先ほど説明した投資で負けないための三原則を全て満たすことができます。
私の負けない投資プラン
- 低コストの優良インデックスファンドをコツコツ積み立てる
- 日々の株価の動きに惑わされず買ったらとにかく保有し続ける
この2つを愚直に守り続けることで負けない投資が実現できるはずです。
ここからは、私が実際に立てた投資プランを紹介します。
2つのインデックスファンドに決定
投資対象は以下の2つのインデックスファンドとし、毎月25,000円ずつ(計50,000円)積み立てることにしました。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
運用会社:三菱UFJ国際投信
購入時手数料:なし
運用管理費用(信託報酬):0.09372%
信託財産留保額:なし
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
運用会社:三菱UFJ国際投信
購入時手数料:なし
運用管理費用(信託報酬):0.1133%
信託財産留保額:なし
楽天証券と楽天銀行に口座開設
多くの書籍やネットの情報により、両者がもっとも使いやすく、2つを連携することによるメリットが大きいと考えたからです。
投資資金の移し替えや設定などに要する時間や手間も立派なコストです。
経済的コストだけでなく時間的コストを低く抑えることも大切です。
なお、楽天銀行の預金口座に300万円を入金し、投資資金として毎月の給与から自動的に50,000円が振り込まれるよう設定しました。
また、マネーブリッジ(自動入出金)により2つの口座を紐付ける設定をしました。
なぜ入金額300万円?
なぜ入金額300万円かと言うと、マネーブリッジの設定による普通預金の上乗せ金利優遇(0.1%)の上限が300万円だからです。
- 300万円まで 年利0.1%(優遇)
- 300万円以上 年利0.04%(通常)
- 3,000,000円×0.1%=3,000円
これにより年3,000円(税引前)の利息が付くので、実質的に投資信託の運用コストやリスクを低下させることにつながります。
楽天キャッシュ決済で積立て
積立てには楽天キャッシュ決済を利用しました。
毎月の積立額50,000円を楽天カード(後日、楽天銀行口座から引き落とし)から楽天キャッシュにオートチャージし、そのまま楽天キャッシュ決済で自動買い付けを行う設定をしました。
なぜ積立額50,000円?
なぜ積立額50,000円かと言うと、楽天キャッシュ決済による楽天ポイント還元(0.5%)の上限が50,000円だからです。
- 50,000円×0.5%=250円
これにより毎月250円分(年3,000円分)の楽天ポイントが付与されるので、先ほどの優遇金利と同様、実質的に投資信託の運用コストやリスクを低下させることにつながります。
なお、2023年6月から、楽天カードと楽天キャッシュを併用すれば毎月10万円の積立てがポイント進呈の対象となるようです。
余裕資金がある人は投資額を増やすと良いでしょう。
ほったらかし投資の完成
これまでの手続をまとめると次のとおりです。
手続や設定が少し面倒ですが、最初に1度やるだけです。
また、入金から自動買い付けまでのイメージは次のとおりです。
- 毎月の給与から50,000円が自動的に楽天銀行口座に振り込まれる
- 楽天カードと楽天キャッシュ経由で投資信託50,000円分を自動買い付け
- 買い付け時に0.5%の楽天ポイントが付与される
- 以降、1~3を繰り返し
なお、買い付け時に付与された楽天ポイントは次回買い付け時に利用できます。
よって、給与から振り込まれた50,000円が全額買い付けに利用されることはなく、毎月約250円が余剰金として預金残高に上乗せされていきます。
以上により、楽天ポイントや優遇金利を最大限受けながら、自動的にコツコツ投資を継続する「ほったらかし投資」の完成です。
おわりに
今回の記事は
「初心者は投資信託の積立てがおすすめ!負けない投資を紹介します。」
でした。
次回はこの記事の内容を半年間続けた結果を公開します。
最後までお読みいただきありがとうございました。